松戸市のビルメンテナンス|ポリッシャーを使わず手作業を選ぶ現場の判断
2026/10/23
ハウスクリーニングやビルメンテナンスの仕事を20年以上やってきましたが、現場によってはポリッシャーなどの清掃機械を使わないことがあります。
例えば歯科医院など、高額な医療機器が置かれている場所です。
ポリッシャーは床を洗浄する便利な機械ですが、実際に動かすと結構な力があります。周囲の機器に接触する危険もありますし、洗浄液が飛び散ることも考えなければなりません。
万が一、清掃中に高額な機器を壊したり、故障の原因を作ってしまったら大変です。
そういう場所では、無理に機械を使わず、手作業で清掃することがあります。
使う道具は3Mのスコッチ・ブライトなどの清掃用パッドです。床の洗浄には基本的に弱アルカリ性の洗剤を使いますが、汚れや床材の種類によって洗剤も変えます。
汚れが強いときには、洗剤をお湯で希釈して使うこともありました。温度によって汚れが落ちやすくなる場合があるからです。夏場なら常温の水道水でも十分なことがありますが、冬場は水が冷たいので、お湯を使ったほうが作業しやすいこともあります。もちろん、洗剤や床材によってはお湯が適さない場合もあるので、そのあたりは確認が必要です。
スーパーなどの床では、床材への影響を確認したうえで、希釈した塩素系洗剤を使うこともあります。
コロナの頃は消毒について考える機会も増えましたが、塩素系の洗剤は消毒効果がある反面、プールのような独特の臭いや、床材によっては変色の心配もあります。
歯科医院などでは塩素系洗剤は使わず、場所や素材、周囲の環境に合わせて洗剤を選んでいます。
機械を使わない理由は、周囲の設備だけではありません。
狭い場所では、そもそもポリッシャーが入らないこともあります。入ったとしても取り回しが悪く、準備や片付けを考えると手作業のほうが早く終わる場合もあります。
反対に、広くて作業しやすい床ならポリッシャーを使ったほうが効率はいいです。手作業だから仕上がりが悪いということでもなく、狭い場所なら手作業でも十分きれいにできます。
こうした判断は、基本的には現地調査の段階で行います。
ただ、作業当日に予定していなかった機械や物が置かれていることもあります。軽い置物なら移動することもありますが、重量物や高額な機器は原則として動かしません。
その場合は、現場の状況を見て手作業に変更することもあります。最初から手作業で行うと判断した場所については、お客様に理由を事前に説明しています。
長年ポリッシャーを扱っていると、機械がどのくらい動くか、どこに接触しそうかはある程度感覚で分かります。
それでも、危ないと思う場所で無理をする必要はないと思っています。
清掃の仕事だからといって、必ず機械を使わなければいけないわけではありません。
私が大切だと思っているのは、機械を使う技術だけでなく、あえて使わないほうがいい場所を判断できることです。
結局のところ、機械を使うことが目的ではなく、きれいにすることが目的ですから。
松戸市をはじめ、千葉県内の法人向け清掃でも、現場の状況に合わせた清掃方法を考えていきたいと思っています。
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★現場によって清掃方法を変えるように、依頼する側にもそれぞれ事情があると思います。業者選びや日々の管理で気になることは、法人向け清掃のお悩みガイドでも紹介しています。
この記事を書いた人|一心企画 代表 杉野陽一
千葉県船橋市を拠点に、法人向け専門清掃・オフィス清掃・ビルメンテナンスを専門に行っています。現場責任者として20年以上のキャリアを持ち、飲食店の厨房清掃や法人の定期床清掃など、現場のリアルな経験に基づいた最適な清掃プランをご提案しています。
ハウスクリーニングや賃貸住宅の原状回復工事(クロス貼り替え等)の現場経験も長年豊富なため、建物の構造や素材の傷み具合まで見極めた、細やかな専門清掃・小修繕対応ができることが強みです。

