習志野市のビルメンテナンス|油汚れの清掃で作業時間が読めない理由
2026/10/21
夏の油汚れと冬の油汚れ。同じものなのに、現場ではまるで扱いが違います。
暑い時期は油が柔らかくなって垂れてくることもありますが、冬になるとカチカチに固まっている。特に飲食店のレンジフードや換気扇、厨房周りは、なかなか手強い場所です。
分解できる部品なら取り外して、お湯とアルカリ性洗剤でつけ置きします。冬場の固まった油は、先にヘラで厚い部分を取り除くこともあります。
厄介なのは、簡単に分解できない設備です。
レンジフードのボックスが固定式だったりすると、内部の細かい部分に手が入りません。届く範囲はある程度きれいにできても、奥の方はそう簡単にはいかない。
こういう場所は本当に時間がかかります。
清掃の仕事を長くやっていますが、終わると思っていても終わらないのが現場なんですよね。
特に油汚れは、見た目だけで作業時間を判断するのが難しい。作業する人数や工程に余裕を持たせておかないと、あとで自分たちが苦労することになります。
正直なところ、私は焼肉店やホルモン店のように油汚れが激しい現場は、あまり積極的に引き受けてきませんでした。
周りの清掃業者からも、その大変さを聞いていましたし、無理に引き受けて仕上がりのことでトラブルになるくらいなら、最初からお断りするのも一つの判断だと思っていたからです。
油汚れがひどい現場では、通常よりかなり高い見積もりを出すこともありました。
作業時間も人件費もかかるので、安い金額では割に合わないんです。
ただ、金額以上に気になるのは、お客様がどの程度の仕上がりを求めているかということです。
新品のようにピカピカにしてほしいのか。それとも、長年蓄積した油汚れがある程度改善されればよいのか。
ここが食い違っていると、どれだけ時間をかけて作業しても、お客様に満足していただけない場合があります。
私は油汚れのひどい現場で「必ずピカピカにします」とは言いません。
手の届かない箇所もありますし、長年の汚れが完全に落ちるとは限らないからです。
清掃しても、ある程度の仕上がりにとどまる可能性があることを先にお伝えします。それをご理解いただいたうえで、仕事をお引き受けするか考えるようにしています。
仕事を増やすことだけが目的なら、どんな依頼でも受けた方がいいのかもしれません。
でも、私はそうは思わないんです。
できることと難しいことを最初にはっきりさせておく。その方が、お客様にとっても私たちにとっても、結果的に良い仕事につながると思っています。
習志野市で店舗や法人施設の専門清掃をご検討の方も、汚れの状態やご希望の仕上がりについて、まずはお話を聞かせていただければと思います。
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この記事を書いた人|一心企画 代表 杉野陽一
ハウスクリーニング出身で、賃貸住宅の原状回復工事にも長年携わってきました。現在は千葉県船橋市を拠点に、法人向け専門清掃・定期清掃、賃貸住宅の原状回復工事などを行っています。地域密着ならではの柔軟な対応と、現場での経験を大切にしながら、実際の清掃・施工事例や建物に関する情報を発信しています。

