施設の定期清掃が予定時間に終わらない|営業時間への影響を防ぐには
2026/10/172026/10/17
施設の定期清掃では、仕上がりだけでなく、予定した時間に作業が終わることも重要ではないでしょうか。
介護施設や店舗などでは、清掃が終わった後も通常の業務があります。予定時間を過ぎても廊下や共用部が使えなければ、職員さんの仕事や利用者さんの移動にも影響が出てしまいます。
特に床洗浄・ワックスは、作業が終わればすぐに通行できるとは限りません。
ワックスの乾燥時間は、季節や湿度によって変わります。私も清掃の現場で、予定より乾燥に時間がかかった経験があります。扇風機を使って乾燥を早めたり、湿度が高すぎる日は作業を見送ったこともありました。
賃貸住宅などの空室なら、清掃後すぐに人が入らない場合もあります。しかし、営業中の施設ではそうはいきません。
職員さんや利用者さんが通行する以上、ワックスが乾いていることを確認してから床を開放する必要があります。
施設担当者の立場で考えると、作業が何時に終わる予定なのかという説明だけでは、少し足りない気がします。
清掃後、何時ごろから通常どおり通行できるのか。予定より乾燥に時間がかかった場合は、どのように対応するのか。そこまで事前に確認できていれば、施設側も予定を組みやすくなるでしょう。
私は作業前に、天候や湿度によって乾燥時間が変わる可能性を説明していました。また、時間が延びそうな場合は施設の担当者に状況を伝えるようにしていました。
施設によっては、清掃できる時間帯が限られていることもあります。
そのような場所では、作業時間だけを基準にするのではなく、乾燥時間も含めて清掃の日程を考える必要がありそうです。
清掃が予定より長引くことを完全に防ぐのは難しいかもしれません。
それでも、作業終了後にいつから施設を使えるのか、予定が変わった場合にどう連絡するのか。
施設の運営に支障を出さないためにも、清掃を依頼する段階で確認しておきたい内容だと考えています。
この記事を書いた人|一心企画 代表 杉野陽一
ハウスクリーニング出身で、賃貸住宅の原状回復工事にも長年携わってきました。現在は千葉県船橋市を拠点に、法人向け専門清掃・定期清掃、賃貸住宅の原状回復工事などを行っています。地域密着ならではの柔軟な対応と、現場での経験を大切にしながら、実際の清掃・施工事例や建物に関する情報を発信しています。


