お客さんから届いた一通の手紙。今でも忘れられない清掃の仕事の話
2026/10/182026/10/18
以前、千葉県内に中古マンションを購入されたお客さんから、リフォームとハウスクリーニングのご依頼をいただいたことがあります。
その方は大阪にお住まいで、工事中はなかなか現場を見に来ることができない状況でした。
遠方に住んでいると、どこまで工事が進んでいるのか、ちゃんと作業してくれているのか、気になることも多いと思います。
私は昔から、現場の状況を細かく報告するタイプです。
初日は「これから現場に入ります」と連絡し、マンションの管理組合への申請書類や、近隣のお部屋へのお知らせをポストに投函した様子も写真で送っていました。
工事中の写真も、その都度LINEで報告していました。
ハウスクリーニングでは、綺麗になったところだけを撮影するのではなく、清掃前の汚れや、分解しなければ見えない部分も写真に残します。
今回のお客さんも、その写真を見て「こんなに汚れているとは思わなかった」「清掃業者に頼んでよかった」と喜んでくれました。
そして迎えた引っ越し当日。
お客さんは工事中の立ち会いをされていませんでしたが、完成したお部屋を見て「新築みたい!」と、とても喜んでくれたんです。
その後、お礼の手紙までいただきました。
長くこの仕事をしていると、いろいろなお客さんと出会いますが、わざわざ手紙をいただいたことは、今でも印象に残っています。
私にとって、こまめに連絡することも、写真を撮って報告することも、特別なことではありませんでした。
ただ、その手紙をいただいて、自分が普段からやっていることが、お客さんの安心にもつながっていたんだなと感じました。
綺麗に仕上げるのは、プロとして当たり前の仕事です。
でも、お客さんが見ていない時間に何をしているのか。それをきちんと伝えることも、同じくらい大事なのかもしれません。
あのときのお礼の手紙は、今でも忘れられない出来事の一つです。
この記事を書いた人|一心企画 代表 杉野陽一
ハウスクリーニング出身で、賃貸住宅の原状回復工事にも長年携わってきました。現在は千葉県船橋市を拠点に、法人向け専門清掃・定期清掃、賃貸住宅の原状回復工事などを行っています。地域密着ならではの柔軟な対応と、現場での経験を大切にしながら、実際の清掃・施工事例や建物に関する情報を発信しています。


