清掃業者に何度伝えても改善されない|法人が行うべき改善要求の進め方
2026/10/152026/10/15
清掃業者に何度伝えても、同じ場所の汚れが改善されない。
法人の担当者さんからすれば、毎回同じことを注意するのも疲れると思います。
ただ、20年以上清掃の現場にいた私からすると、少し気になることがあります。
それって、本当に汚れなのかな?ということです。
例えば、床の日焼けによる色あせや、色素沈着、変色など。見た目は汚れに似ていても、清掃では元に戻せないものがあります。
お客さんが汚れだと思っているのに、清掃業者がその違いを説明していなければ、いつまでも話がかみ合わないですよね。
私自身、見積もりのときには、お客さんがどこを気にしているのかを聞いて、落とせる汚れと落とせないものを事前に説明するようにしていました。
もちろん、単純な作業のやり忘れも考えられますし、営業担当者から現場に指示が伝わっていない可能性もあります。
もし私が法人の担当者だったら、最初は口頭で伝えると思います。
それでも同じことが続くなら、写真を撮って具体的に伝える。それでも改善されなければ、責任者に現場まで来てもらい、一緒に確認します。
大切なのは、なぜ改善されないのかを確認することだと思うんです。
私が清掃を管理する立場なら、まず作業した人に理由を聞きます。
やり忘れなら、きちんと指導する。必要なら作業後の写真報告を増やして、改善されたかどうかを確認する。
ただ、頭ごなしに叱ればいいとも思っていません。現場には現場の事情もありますから、まずは話を聞くことが大事だと思っています。
それでも何度も同じことが続くようなら、作業する人を替えることも検討します。
清掃の管理は、お客さんの話を聞くだけでも、現場に注意するだけでもないんですよね。
何が原因なのかを確認して、同じことを繰り返さないようにする。
お客さんに何度も同じことを言わせない。
それも清掃の管理では大切なことだと思っています。
この記事を書いた人|一心企画 代表 杉野陽一
ハウスクリーニング出身で、賃貸住宅の原状回復工事にも長年携わってきました。現在は千葉県船橋市を拠点に、法人向け専門清掃・定期清掃、賃貸住宅の原状回復工事などを行っています。地域密着ならではの柔軟な対応と、現場での経験を大切にしながら、実際の清掃・施工事例や建物に関する情報を発信しています。

