法人の清掃予算が削減された|定期清掃の範囲と頻度を見直す方法
2026/10/172026/10/17
会社の方針で清掃予算が削減されることになったら、施設の担当者も頭を悩ませるのではないでしょうか。
清掃の必要性は分かっていても、決められた予算の中でやりくりしなければならない。そんな状況もあるでしょう。
私自身、これまで清掃予算の削減を直接相談された経験はありませんが、もし相談を受けたら、清掃する箇所を減らすか、作業回数を減らすか、お客さんと話し合うと思います。
例えば、年4回行っていた床洗浄・ワックスを年2回に変更する方法です。
正直なところ、清掃する側としては回数を減らしたくないのが本音です。
清掃の間隔が空けば、それだけ汚れも蓄積します。次の清掃では汚れを落とすための作業が増え、現場スタッフの負担が大きくなることも考えられます。場合によっては、通常の作業だけでは落としきれない汚れが残るかもしれません。
それでも予算の事情があるなら、お客さんの希望を尊重したいと考えています。
ここで一つ、事前に説明しておきたいことがあります。
年4回の定期清掃として見積もっていたものを年2回に変更する場合、1回あたりの清掃単価は上がります。
定期的に清掃していた床でも、半年間隔になれば汚れ方が変わります。作業にかかる時間や手間も、これまでと同じとは限りません。
年間の清掃費用は抑えられても、単純に今までの1回分の料金で計算できるわけではないんです。
こうした料金の違いや、清掃回数を減らすことで考えられる影響は、変更前に説明しておきたいところです。
予算を減らすことだけを考えて、後から清掃の仕上がりに不満が出てしまっては、施設側も清掃業者側も困ってしまいます。
清掃する箇所を減らすのか、それとも回数を減らすのか。
私なら、お客さんの希望を聞いたうえで、それぞれの変更によって何が変わるのかを話し合って決めていきます。
この記事を書いた人|一心企画 代表 杉野陽一
ハウスクリーニング出身で、賃貸住宅の原状回復工事にも長年携わってきました。現在は千葉県船橋市を拠点に、法人向け専門清掃・定期清掃、賃貸住宅の原状回復工事などを行っています。地域密着ならではの柔軟な対応と、現場での経験を大切にしながら、実際の清掃・施工事例や建物に関する情報を発信しています。


