一心企画

賃貸管理会社で修繕の対応漏れが起きる原因は?案件を完了まで追い続けない方法

お問い合わせは

修繕の対応漏れを防ぐ方法

修繕の対応漏れを防ぐ方法

2026/09/122026/09/12

賃貸管理会社で修繕の対応漏れが起きる原因は、担当者の注意不足だけではありません。入居者への連絡、業者手配、見積確認、日程調整、進捗確認など、一つの修繕案件でも対応項目が多く、「誰がどこまで対応したか」が分かりにくくなることで、未完了の案件が埋もれやすくなります。進捗を見える化することも大切ですが、それだけでは担当者が案件を追い続ける仕事は残ります。本記事では、修繕の対応漏れが起きる原因と防止策、さらに修繕案件を完了まで外部へ任せる方法を解説します。


目次

    賃貸管理会社で修繕の対応漏れが起きるのはなぜ?

    賃貸管理会社の修繕対応では、一つの案件が完了するまでに多くのやり取りが発生します。

    入居者から「キッチンの水が止まりにくい」「エアコンが動かない」と連絡を受けたら、それで受付完了ではありません。

    症状を確認し、必要な業者へ連絡する。現地確認の日程を入居者と調整し、見積が届いたら内容を確認する。必要に応じてオーナーへ確認し、承認後は工事日を決め、施工後には本当に修繕が完了したか確認する。

    つまり、一つの修繕案件の中にいくつもの「次にやること」があります。

    さらに実際の管理業務では、修繕だけを担当しているわけではありません。入居者からの問い合わせ、退去対応、募集、契約更新、オーナー対応などを進めながら、複数の修繕案件を並行して管理することになります。

    そこで起こりやすいのが、

    「業者に連絡したところで止まっていた」

    「見積を依頼したまま返事を確認していなかった」

    「入居者へ折り返す予定だったが、別の対応に追われてしまった」

    といった状態です。

    対応漏れは「忘れた人」だけの問題ではない

    花子ちゃんも、机の上のメモを見ながら首をかしげています。

    花子ちゃん

    賃貸管理会社の新人スタッフ

    河田課長、この修繕……業者さんには連絡したんですけど、その後どこまで進んでましたっけ?

    河田課長

    花子ちゃんの上司

    花子さんだけの問題じゃないわ。案件が重なると、誰がどこまで進めたのか分からなくなることはあるのよ。

    修繕の対応漏れを防ぐには、担当者へ「忘れないように」と注意するだけでは十分ではありません。

    大切なのは、なぜ案件が途中で止まり、誰かが追い続けなければ完了しない状態になるのかを整理することです。

    次章では、修繕案件が実際にどの段階で止まりやすいのかを見ていきます。


    修繕案件はどこで止まりやすい?

    むしろ注意したいのは、誰かからの返事を待っている途中の案件です。

    入居者から不具合の連絡を受け、担当者がすぐ業者へ連絡したとしても、その場で修繕が完了するわけではありません。業者からの折り返し、現地確認の日程、見積の提出、承認、施工日の調整など、次の対応まで待つ時間が発生します。

    この待っている時間に別の修繕依頼が入ると、先に受けた案件が埋もれやすくなります。

    修繕案件が止まりやすいポイント

    段階
    起こりやすい状態
    入居者への連絡
    電話がつながらず折り返し待ちになる
    業者手配
    業者から返事が来ず、そのままになる
    現地確認
    入居者と業者の日程が合わない
    見積
    見積が届かず確認が止まる
    承認
    判断待ちのまま次の対応へ進めない
    施工
    工事日の調整が終わっていない
    完了確認
    工事後の写真や報告が揃っていない

    このように見ると、修繕案件は作業中よりも、次の連絡や返事を待っているときに止まりやすいことが分かります。

    花子ちゃんも業者へ連絡したことで、ひとまず対応したつもりになっていました。

    花子ちゃん

    業者さんには連絡しました!あとは返事を待てば大丈夫ですよね。

    河田課長

    返事が来なかったときに、誰がいつ確認するかまで決まっている?

    ここが重要です。

    業者へ連絡したことと、修繕案件が完了したことはまったく違います。

    担当者には、返事が来ているか確認する。来ていなければ催促する。次の予定を決める。入居者へ途中経過を伝える。施工後には完了を確認する。という仕事が残っています。

    そのため修繕案件が増えてくると、担当者は新しい依頼を処理しながら、過去に受けた案件の進捗まで追い続けることになります。

    対応漏れを防ぐためには、受付件数だけではなく、今どの案件がどこで止まっているのかを把握することが重要です。

    そして次に問題になるのが、複数の担当者で修繕を扱っているときの、誰がどこまで対応したのか分からない状態です。


    誰がどこまで対応したか分からない状態が対応漏れにつながる

    修繕案件が増えてくると、もう一つ起こりやすくなるのが、誰がどこまで対応したのか分からなくなる状態です。

    入居者から最初に電話を受けた人。業者へ連絡した人。見積を確認している人。オーナーへの確認を担当している人。それぞれが違う場合、一つの修繕案件でも情報が複数の担当者に分かれます。

    さらに、電話、メール、チャット、メモなど連絡手段まで分かれていると、現在の進捗を確認するだけでも時間がかかります。

    担当者の頭の中だけでは管理しきれない

    例えば、花子ちゃんが休みの日に入居者から連絡が入ったとします。

    入居者

    先日お願いした修理、その後どうなっていますか?

    別の担当者が案件を確認しても、業者へ連絡済みなのか、見積待ちなのか、日程調整中なのか分からなければ、その場で回答できません。

    確認して折り返します。となり、結局は花子ちゃんへ確認することになります。

    これが一件だけなら大きな負担にはならないかもしれません。

    しかし、同じような案件が5件、10件と重なるとどうでしょうか。

    担当者本人も、昨日どこまで進めたのか。誰から返事を待っているのか。次にいつ確認するのか。すべてを頭の中だけで管理することは難しくなります。

    対応漏れは忙しさだけが原因ではない

    ここで大切なのは、対応漏れを担当者個人の能力の問題にしないことです。

    修繕案件には、すぐ終わるものもあれば、現地確認、見積、承認、複数業者の手配などで数日から数週間かかるものもあります。

    その間にも新しい修繕依頼は入ってきます。

    すると担当者の仕事は、今日入ってきた修繕への対応だけではなく、昨日までに受けた未完了案件を追い続けることまで含まれるようになります。

    河田課長も、この状態を担当者だけの問題として考えません。

    河田課長

    花子さんが忘れないように頑張るだけでは限界があるわね。誰が担当しても、案件の現在地が分かるようにしないと。

    修繕の対応漏れを減らす第一歩は、担当者を責めることではありません。

    誰が担当しているのか。今どこまで進んでいるのか。次に何をするのか。

    この3点を確認できる状態をつくることです。

    では、具体的に管理会社ではどのような方法で修繕の対応漏れを防げるのでしょうか。

    次章では、まず社内でできる基本的な対策から整理します。


    修繕の対応漏れを防ぐために管理会社でできること

    修繕の対応漏れを防ぐには、まず案件の状況を担当者の頭の中だけに置かないことが大切です。

    特別な仕組みを導入する前でも、受付日、物件名、部屋番号、不具合内容、担当者、現在の進捗、次に行う対応などを整理するだけで、案件の見え方は変わります。

    特に重要なのは、修繕案件を受付済みか未対応かだけで管理しないことです。

    修繕案件の現在地を分かるようにする

    例えば、次のように進捗を分けておくと状況を確認しやすくなります。

    進捗
    確認する内容
    受付
    入居者から症状を確認できているか
    業者手配中
    どの業者へ、いつ連絡したか
    現地確認待ち
    訪問日は決まっているか
    見積待ち
    いつ見積を依頼したか
    承認待ち
    次に誰の判断が必要か
    施工待ち
    工事日は決まっているか
    完了確認
    写真や施工内容を確認したか
    完了
    必要な報告まで終わっているか

    ここまで分かれば、担当者が休みの日でも、別のスタッフが案件の現在地を確認しやすくなります。

    もう一つ重要なのが、次に誰が、いつ動くのかを決めておくことです。

    業者へ見積を依頼して見積待ちと記録するだけでは、対応漏れを完全には防げません。

    3日後までに届かなければ確認する。入居者と連絡が取れなければ翌日に再度連絡する。施工後は写真が届いているか確認する。

    このように、次の確認まで決めておくことで、止まった案件を見つけやすくなります。

    管理表を作るだけでは終わらない

    花子ちゃん

    これなら、どの案件が止まっているか分かりやすいですね!

    河田課長

    そうね。でも、止まっている案件が分かったら、今度は誰かが動かさないといけないのよ。

    ここが修繕業務の難しいところです。

    進捗管理を整えることで、対応漏れを発見しやすくすることはできます。

    しかし、業者から返事が来なければ確認する必要があります。入居者と日程が合わなければ再調整が必要です。見積が届けば内容を確認し、承認後には施工日を決めなければなりません。

    つまり、案件を見える化することと、案件を完了まで進めることは別の仕事です。

    管理する仕組みを整えても、担当者が一件一件を追い続ける状態そのものが変わらなければ、案件数が増えたときに再び負担が大きくなる可能性があります。

    すでに対応が止まっている修繕や、担当者が追い続けている案件がある場合は、一心企画へ1件からご相談いただけます。



    次章では、進捗を見える化しても、なぜ修繕担当者の仕事そのものは減りにくいのかをもう少し掘り下げます。


    進捗を見える化しても担当者の仕事が減らない理由

    修繕案件の対応漏れを防ぐために、進捗を見える化することは重要です。

    管理表やシステムを使って、どの案件が現地確認待ちなのか、見積待ちなのか、施工待ちなのかを共有できれば、担当者しか状況を知らない状態は減らせます。

    しかし、ここで一つ別の問題が出てきます。

    進捗が見えるようになっても、修繕案件を前へ進める仕事そのものはなくならないことです。

    見積待ちと分かっても、誰かが確認しなければ進まない

    例えば、管理表を開いて3件の修繕が見積待ちになっていたとします。

    状況はすぐに分かります。

    しかし、その3件について業者へ連絡し、見積がいつ届くのか確認する仕事は残っています。

    入居者との日程が決まっていない案件なら、入居者と業者の予定を確認して調整しなければなりません。

    施工待ちなら、工事日が確定しているか確認する必要があります。

    さらに施工が終わった後も、写真を回収し、修繕内容を確認して、必要な報告まで終わらせて初めて一つの案件が完了します。

    つまり管理会社の担当者には、

    止まっている案件を見つける仕事ではなく、止まっている案件を再び動かす仕事が残っています。

    管理戸数が増えると未完了案件も重なっていく

    一つ一つは小さな確認でも、複数の修繕案件を同時に抱えると負担は変わります。

    今日入った新しい修繕に対応しながら、昨日の見積を確認する。先週の日程調整を進める。施工が終わった案件の写真を確認する。

    新しい案件が入るたびに、過去の未完了案件も並行して追わなければなりません。

    ここで河田課長は、修繕の対応漏れを単なる管理方法の問題ではなく、会社の体制として考え始めます。

    河田課長

    進捗は見えるようになった。でも結局、花子さんたちが一件ずつ追い続ける仕事は残るのよね。

    この状況を受けて、河田課長は高橋社長へ相談することにしました。

    高橋社長、初登場!

    高橋社長は55歳。賃貸管理会社の二代目社長で、自身も以前は入居者対応や退去立会いなどの現場業務を経験しています。

    担当者の負担を減らすだけでなく、管理の質や既存業者との関係も大切にしながら、会社として無理のない体制を考える立場です。

    河田課長

    社長、管理方法を整えるだけでは、修繕担当者の仕事がなかなか減りません。

    高橋社長

    それなら、管理の仕方だけじゃなく、修繕業務を会社としてどう持つかまで考えた方がよさそうだね。

    修繕の対応漏れを減らす方法は、担当者を増やしたり管理方法を改善したりすることだけではありません。

    修繕案件を誰が完了まで持つのか。

    ここまで考えると、別の選択肢が見えてきます。

    次章では、修繕案件を管理会社が追い続けるのではなく、案件そのものを完了まで外部へ任せる方法を見ていきます。


    修繕案件を管理するだけでなく、完了まで任せる方法

    修繕の対応漏れを防ぐためには、案件を見える化し、担当者や次の対応を明確にすることが基本です。

    ただし、前章で見たように、進捗が分かるようになっても、入居者への連絡や業者への確認、日程調整などの実務は残ります。

    そこで考えたいのが、修繕案件の管理だけではなく、完了まで進める実務そのものを外部へ任せる方法です。

    管理会社から案件を受けた後の実務をまとめて任せる

    例えば入居者から設備の不具合について連絡が入った場合、管理会社で必要な判断をした後、その先の対応を外部の修繕窓口へ引き継ぎます。

    一心企画では、管理会社から案件情報と入居者の連絡先を共有いただいた後、管理会社の了承を前提に入居者へ直接連絡します。

    症状を確認し、訪問日を調整。必要に応じて現地を確認し、対応する業者を手配します。

    見積、施工日の調整、工程の確認、施工後の完了確認まで進め、最後は写真を整理して管理会社へ報告します。

    修繕の段階
    一心企画が担当する内容
    案件受付後
    入居者への連絡・症状確認
    現地確認
    訪問日の日程調整・現状確認
    業者手配
    必要な工種の判断・業者調整
    見積
    見積作成・内容整理
    承認後
    発注・施工日の調整
    施工まで
    工程・進捗の確認
    施工後
    完了確認・写真整理
    完了報告
    写真付きで管理会社へ報告

    ポイントは、単に業者を紹介して終わるのではないことです。

    一つの修繕案件について、次に誰へ連絡するのか、返事が来ているのか、いつ施工するのか、完了したのかまで一心企画側で追います。

    既存の協力業者をすべて切り替える必要はない

    外部へ任せると聞くと、現在付き合っている水道業者や電気業者、内装業者などをすべて変更するイメージを持つかもしれません。

    一心企画では、既存業者の全切り替えを前提としていません。

    普段の修繕はこれまで通り依頼しながら、対応が長引いている案件、複数業者の調整が必要な案件、担当者が追い続けている案件などから相談する方法もあります。

    高橋社長も、ここを確認します。

    高橋社長

    今お願いしている業者さんとの関係まで変える必要はないんだね。

    河田課長

    はい。まずは担当者が抱えている一件から任せる方法もあります。

    修繕業務を外部へ任せる目的は、管理会社から修繕の判断までなくすことではありません。

    管理会社が判断すべき仕事と、案件を前へ進める実務を分けることです。

    すでに入居者への連絡や業者手配、日程調整、進捗確認で止まっている修繕案件がある場合は、1件からご相談いただけます。



    次章では、一心企画へ修繕案件を依頼した場合に、管理会社と一心企画でどのように役割を分けるのかを具体的に整理します。


    一心企画に修繕を任せた場合の管理会社との役割分担

    修繕業務を外部へ任せる場合でも、管理会社の仕事をすべて一心企画へ移すわけではありません。

    大切なのは、管理会社が判断する仕事と、一心企画が修繕案件を前へ進める仕事を分けることです。

    一心企画では、オーナーへの直接連絡や管理会社内の承認判断を行うのではなく、管理会社から依頼を受けた後の修繕実務を担当します。

    管理会社と一心企画の役割

    業務
    管理会社
    一心企画
    修繕案件の共有
    入居者へ一心企画から連絡する旨の案内
    入居者への連絡・症状確認
    訪問日の日程調整
    現地確認
    必要な業者の手配
    見積作成・整理
    オーナーへの確認・承認
    発注後の工程調整
    施工・進捗管理
    完了確認・写真整理
    写真付き完了報告

    管理会社側で最初に必要なのは、案件情報を一心企画へ共有し、入居者へ一心企画から連絡することを了承していただくことです。

    その後は、一心企画から入居者へ連絡し、症状の聞き取りや日程調整を進めます。

    現地確認が必要であれば訪問し、必要な工種を整理して業者を手配。見積を管理会社へ提出し、必要な承認をいただいた後は施工へ進めます。

    管理会社へ途中経過も共有する

    外部へ任せたからといって、案件の状況が管理会社から見えなくなってしまっては意味がありません。

    対応が長引く場合や、追加の判断が必要になった場合には、状況を整理して管理会社へ共有します。

    そして施工が終わったら、完了したことを確認し、施工前後の写真を整理して報告します。

    つまり、一心企画が目指しているのは、単に修繕工事を請け負うことではありません。

    管理会社から受け取った一件を、途中で止めずに完了まで進め、管理会社へ返すことです。

    高橋社長が会社として確認したいこと

    高橋社長

    任せた後に、結局こちらから何度も進捗を確認することになるなら、担当者の負担はあまり変わらないよね。

    河田課長

    そうですね。だからこそ、連絡や手配だけではなく、完了確認と報告まで一つの流れとして任せることが大切だと思います。

    修繕の対応漏れを減らすためには、受付だけを外部へ出す、業者手配だけを外部へ出すという考え方だけではなく、誰がその案件を最後まで持つのかを明確にすることが重要です。

    次章では、こうした役割分担によって、管理会社側にどの仕事が残り、担当者の働き方がどう変わるのかを整理します。


    修繕対応を外部へ任せると管理会社に何が残る?

    修繕案件を外部へ任せる目的は、管理会社が修繕に関わらなくなることではありません。

    一心企画が担当するのは、入居者への連絡、現地確認、業者手配、日程調整、進捗確認、施工管理、完了確認、写真付き報告など、一件の修繕を前へ進めるために発生する実務です。

    一方で、オーナーへの説明や承認、管理会社としての判断まで一心企画が代わりに行うわけではありません。

    管理会社には判断する仕事を残す

    例えば、現地確認の結果、修繕が必要だと分かり見積を提出した場合。

    その内容を確認し、必要に応じてオーナーへ説明して承認を得るのは管理会社側の役割です。

    一心企画は、その判断に必要な情報を整理して管理会社へ提出します。

    承認をいただいた後は、再び一心企画が入居者や業者との調整を進め、施工から完了確認まで対応します。

    つまり、役割を分けると次のようになります。

    管理会社に残る仕事
    一心企画へ任せる仕事
    修繕を依頼するかの判断
    入居者への連絡
    見積内容の確認
    症状の聞き取り
    オーナーへの説明
    現地確認
    オーナーからの承認
    業者手配
    管理会社としての最終判断
    日程・工程調整
    進捗確認
    完了確認・写真報告

    この役割分担であれば、管理会社は修繕案件を丸投げするのではなく、必要な判断をしながら、連絡や調整などの実務を外部へ任せることができます。

    担当者が案件を覚え続けなくても進む状態へ

    修繕担当者にとって大きいのは、一件を依頼した後も、自分で毎日のように進捗を追い続ける状態を減らせることです。

    業者から返事が来たか。

    入居者と連絡が取れたか。

    訪問日は決まったか。

    施工は終わったか。

    写真は届いたか。

    こうした確認を一件ずつ抱えていると、未完了案件が増えるほど担当者の頭から離れなくなります。

    一心企画が案件を受けた後は、必要な連絡や調整を進め、管理会社の判断が必要になった段階で状況を共有します。そして承認後は再び案件を進め、最後は完了確認と写真付き報告まで行います。

    高橋社長も、ここで会社としての方向性を決めます。

    高橋社長

    全部を変える必要はないね。まずは担当者が抱えている案件を一件任せて、どこまで負担が変わるか見てみよう!

    河田課長

    それなら今の業者さんとの関係も残しながら始められますね。

    いきなり修繕業務をすべて切り替える必要はありません。

    対応が長引いている案件。複数の業者との調整が必要な案件。入居者から催促が入っている案件。

    まずは、担当者が今まさに追い続けている一件から外へ出してみるという方法があります。

    修繕の対応漏れを防ぐために重要なのは、担当者へさらに注意を求めることだけではありません。

    誰がその修繕案件を完了まで持つのかを明確にすること。

    それが、管理戸数や修繕件数が増えても、担当者だけに負担を集中させない修繕体制につながります。


    Q&A|賃貸管理会社の修繕対応漏れについてよくある質問

    Q1.修繕の対応漏れは、進捗管理を徹底すれば防げますか?

    進捗管理は重要です。

    誰が担当しているのか。現在どこまで進んでいるのか。次に何をするのか。この3点が分かるだけでも、案件が埋もれるリスクは減らせます。

    ただし、進捗を見える化しても、業者への確認、入居者との日程調整、見積確認、施工日の調整などの実務は残ります。

    そのため、見える化と案件を完了まで進める体制の両方を考えることが大切です。

     

    Q2.一心企画には修繕を1件だけでも依頼できますか?

    はい、1件からご相談いただけます。

    最初からすべての修繕案件や既存業者を切り替える必要はありません。

    対応が止まっている案件、入居者から催促が入っている案件、複数業者の調整が必要な案件など、管理会社の担当者が今困っている1件からご相談いただけます。

     

    Q3.入居者への連絡や日程調整も任せられますか?

    はい、対応可能です。

    管理会社の了承をいただき、必要な案件情報と入居者の連絡先を共有いただいた後、一心企画から入居者へ直接連絡します。

    症状の聞き取りから訪問日の調整まで進めるため、管理会社が入居者と業者の間に入り、何度も日程を調整する負担を減らせます。

     

    Q4.普段お願いしている修繕業者がいても依頼できますか?

    はい。既存業者の全切り替えを前提としていません。

    管理会社には、水道、電気、内装、原状回復など、すでに付き合いのある業者がいることが一般的です。

    一心企画では、既存の体制をすべて変更するのではなく、既存業者だけでは進めにくい案件や、担当者の調整負担が大きい案件から利用する方法もあります。

     

    Q5.一心企画から物件オーナーへ直接連絡しますか?

    原則として、一心企画からオーナーへ直接連絡することはありません。

    現地確認や見積など、判断に必要な情報を管理会社へ提出し、オーナーへの説明や承認確認は管理会社側で行っていただきます。

    承認後は一心企画が再び業者や入居者との調整を進めます。

     

    Q6.施工が終わった後の確認まで任せられますか?

    はい。

    施工しただけで案件を終了するのではなく、完了状況を確認し、施工前後の写真を整理して管理会社へ報告します。

    受付から施工までではなく、完了確認と報告までを一つの修繕案件として扱うことで、管理会社側に確認作業が残りにくい流れをつくります。


    まとめ|修繕の対応漏れは担当者だけの問題にしない

    賃貸管理会社で修繕の対応漏れが起きる背景には、入居者への連絡、業者手配、見積、日程調整、進捗確認、完了確認など、一件の修繕に多くの実務があることが関係しています。

    進捗を見える化することは大切です。しかし、案件がどこで止まっているか分かっても、その案件を再び動かし、完了まで追う仕事は誰かに残ります。

    一心企画では、管理会社から修繕案件を受けた後、入居者への連絡、現地確認、業者手配、日程・工程調整、施工管理、完了確認、写真付き報告まで対応します。

    既存業者をすべて切り替える必要はありません。

    まずは、対応が長引いている案件や担当者が追い続けている案件など、今困っている1件からご相談ください。



    関連記事はこちら

    花子ちゃん

    ▶原状回復が終わった後に、不具合の連絡が来ることもあるんですよね…。原状回復後に入居者から不具合が出たときの対応はこちら

    河田課長

    ▶いつもの業者さんで対応できない案件ほど、手配先を探すのに時間がかかるのよね…。千葉県の管理物件で修繕業者が見つからないときの対応はこちら

    花子ちゃん

    ▶現地確認まで任せられたら、入居者さんとの日程調整もかなり助かります!修繕の現地確認を任せたいときの対応はこちら

    河田課長

    ▶修繕が止まると、普通の問い合わせがクレーム寄りになってしまうこともあるのよね…。賃貸管理会社の修繕クレームを長期化させない対応はこちら


    この記事を書いた人|一心企画 杉野陽一
    千葉県船橋市出身。原状回復・内装・ハウスクリーニングなどの現場に20年以上携わる。現在は管理会社様向けに、原状回復・入居中修繕・建物修繕などに対応しています。


    当店でご利用いただける電子決済のご案内

    下記よりお選びいただけます。