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築古アパートで最低限やるべきリフォームとは? 空室対策のプロがこっそりと教えます。

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築古アパートで最低限やるべきリフォームとは? 空室対策のプロがこっそりと教えます。

築古アパートで最低限やるべきリフォームとは? 空室対策のプロがこっそりと教えます。

2024/03/312024/04/02

■築古アパートで最低限やるべきリフォームとは?空室対策のプロがこっそりと教えます。 

こんにちは!

 

こちらの記事にたどりついたあなたは、築年数が古いアパートやマンションを所有する大家さんではないでしょうか?

 

ご存知のことだと思いますが、日本は人口減少にともない、アパートやマンションの空室が増加傾向にあります。

 

その反面、新築アパートは増加し建ち続けているのが現状です。

 

近年の見学者はネットの影響で非常に目が肥えていて、「ただの原状回復」で心を射止めるのは難しくなってきています。

 

よって、ただ原状回復するだけは完全に時代遅れであり、近隣ライバル物件にどんどん差を広げられ、空室率が高くなってしまうことになるのです。

 

それでは、空室をさけるため退去後のリフォームやリノベーションはどうすればよいのでしょうか?

 

この道20年の私が、空室対策に効果的で、最低限やるべき内装リフォーム・リノベーションをまとめたのでよろしければ読み進めてくださいね。

大家さん

築年数が古いアパート・マンションを所有

退去が出ました。最低限やるべき内装のリフォームが知りたいです。

■退去後に最低限やるべき内装リフォーム7つの箇所とは?

いきなりですが、やるべき内装リフォームを確認していきます。

 

①クロス・壁紙の貼り換え

②床、クッションフロア・タイルの張替え

③ソフト巾木の交換

④カーテンレールの交換

⑤スイッチプレートの交換

⑥雑工事

⑦畳の表替え・襖、障子の張替え

※ハウスクリーニングは工事ではないので省きます。

 

それでは、一つずつ見ていきましょう。

■クロス・壁紙の貼り換え

表装工事のメインになってくるクロスの張替え。

 

耐用年数は国土交通省のガイドラインでは6年とされています。

 

6年経過していなくても、ひっかき傷や電気焼け(冷蔵庫や電子レンジの背中部分が黒く焼ける現象)が目立つ場合は張替えるのがほとんどです。

 

クロスはお部屋全体の割合を大きくしめるため、視覚的な効果があります。

 

そのため、天井・壁のすべてを張り替えることで、見学者にいい印象を与えることになります。

ここでポイントなのですが、一部にアクセントクロスを使用すること。

 

例えば、リビングやダイニングの一面にアクセントを入れる。

(テレビの背中面など)

 

トイレの水栓タンクの背中面にアクセントを入れることで、築古のアパートでも見違えるほど好印象になります。

 

現代は量産品のクロスでも様々なデザインがあるため、費用もさほど変わりませんのであなたのターゲットにはどのようなクロスがマッチするか?

をリフォーム業者に相談してみましょう。

■クッションフロア・フロアタイルの貼り替え

クロス同様、床もお部屋全体の割合を大きくしめるため視覚効果があります。

 

アクセントクロスとマッチするデザインを選ぶことにより、オシャレな空間を実現する事ができます。

 

それでは、クッションフロアかフロアタイルの特徴をおさえておきましょう。

 

・クッションフロアの特徴

ビニール素材のため、傷や重みに弱い。

そのため、退去後の原状回復では張り替えるのが一般的。

冷蔵庫や家具などを置くと凹みあとがついてしまう。

 

・フロアタイルの特徴

クッションフロアに比べると、強度があり傷やなどがつきにくく、目立ちづらいのが特徴。

掃除などのお手入れも簡単。

そのため、退去後にも使いまわせることがある。

 

費用面はクッションフロアのほうがフロアタイルに比べて安価にすむことも覚えておきましょう。

■ソフト巾木の交換

貸物件はソフト巾木を使用していることが多いです。

 

クロスはクッションフロアの張り替え時に、一緒に剥がれてしまうため交換しましょう。

 

費用もさほど気にならない程度です。

 

豆知識なのですが、「幅が狭い」ソフト巾木を使用する事でお部屋を広くみせる効果があります。

■スイッチプレートの交換

スイッチプレートもカーテンレール同様クロスや床が新しくなったのに、古臭いと目立ってしまいます。

 

ホワイトベースのスイッチプレートは変色(黄ばみ)が目立つため、交換しないと中途半端なお部屋になってしまいもったいないです。

■雑工事

 

雑工事とは、網戸の張替え・床のフカフカ補修・建付け調整・リペア(傷の補修)・水栓パッキン交換などになります。

 

当然のことですが、入居者には正常な生活をする権利があります。

 

表装部分だけキレイにしても、生活に支障がでては元も子もありませんよね。

■畳の表替え・襖、障子の張替え

既存の畳にコゲ跡や黄ばみ、襖・障子の破れは論外です。

 

所有する物件に和室がある場合は、必ず表替えや張替えをしてださい。

 

また、現在和室を好む入居希望者は減少しています。

予算がある場合はフローリングに変更する検討も必要になってきます。

大家さん

築年数が古いアパート・マンションを所有

退去が出るたびに、なにをどこまでやるかが悩みでした。最低限やるべきリフォームがわかりました!参考にします!

■まとめ

・退去後にやるべき内装リフォーム7つの箇所

①クロス・壁紙の貼り換え

②クッションフロア・フロアタイルの貼り替え

③ソフト巾木の交換

④カーテンレールの交換

⑤スイッチプレートの交換

⑥雑工事

⑦畳の表替え・襖、障子の張替え

■最後に

この記事は、退去後に「最低限やるべきリフォーム」をテーマに大家さん向けに投稿しました。

 

これらを実践することで築古アパートでも、近代的な内装になり見学者に良い印象をあたえることができます。

是非参考にしてみてくだいね!

 

それではまた!

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