不動産業者から嫌われる大家さんの特徴5選とは?
2024/04/072024/04/07
■不動産業者から嫌われる大家さんの特徴5選とは?
こんにちは!
本日の記事は、「嫌わる大家さんの特徴5選とは?」をテーマに投稿します。
賃貸経営は不動産業者とのお付き合いは切っても切れません。
そのため、ビジネスパートナーとして上手に付き合っていかないと、親身になってくれず、相談やあなたにとって価値のある提案をしてくれません。
私は、現在大家さん専門のリノベーションをサービスとして取り扱っていますが、不動産業界での経歴があります。
その為、これまでに数多くの大家さんとお付き合いがあるのですが、不動産業者から嫌われる大家さんの特徴が分かりました。
あなたはビジネスパートナーとして不動産業者と良好なお付き合いができていますか?
良好な付き合いができていないと、「痛い客」という最も最悪なカテゴリーに分類されてしまいます。
その結果、空室が出ても後回しされることになり、あなたの賃貸経営に大きな影響がでてしまうことになるのです。
この記事を最後まで読むことで、あなたは「不動産業者を味方につけるコツ」がわかります。
ご興味がありましたら読み進めてくださいね。
■こんなこと思ったことありませんか?
まず、不動産管理会社はたくさんの物件を取り扱っているため忙しいのです。
とくに、管理物件が多く小規模で経営している不動産会社は1人1人のお客さんとの接客時間に限度があります。
しかし、あなたはこのように思ったことがあると思います。
「自分の物件だけはとにかく早く空室を埋めてほしい!」
「自分の物件だけ、特別扱いしてほしい!」
このような思いから、不動産業者に手土産を渡しにいったりした経験がある大家さんも多い事でしょう。
しかし、
「なぜか入居者がなかなか決まらなかった・・」
というさんざんな結果に・・
ここで大切なのが、「不動産業者の目線」で考えてみること。
業者目線になれることで、「すぐ入居付けしてもらえるようになった!」という大家さんは大勢いることを知ってもらいたいです。
■嫌われる大家さんの特徴5選とは?ワースト5位
【考えがすぐに変わる】
空室に悩む大家さんが家賃の値下げを決断することはよくあることです。
家賃を下げる決断をしたところまではいいのですが、「惜しく」なってしまいその決断を撤回する家主がいます。
「家賃を下げるといったけど、やっぱやーめた!」
こんな感じです。
これって不動産屋からするとメチャクチャ困ります。
なぜだか分かりますか?
現代は内見者はインターネットで物件を探す人が多いため、おのずと不動産業者もネットを活用し物件情報を投稿します。
ネットの物件情報の変更って、やったことがある人は分かると思いますが、変更事項をいれて、ワンクリック押すだけで情報の切り替えが簡単にでき直ぐに反映されるんですよね。
そうすると、家賃を値下げした情報をみた見学希望者から反響があり、不動産屋とのやり取りが始まります。
このやり取りをしている最中に、家主側が家賃の値下げを撤回すると不動産業者は「お客さんに怒られる」わけなんですよ・・
複数の見学者がいた場合は最悪ですね。
1人1人に怒られ、1人1人に謝罪しなければなりませんからね。
見学者からしたら、「おとり広告だったのかよ・・」と思い、ネットの口コミサイトに投稿され会社の信頼を失うことになります。
これだけではありません。
他の不動産業者が仲介として案内をしてくれた場合、仲介業者からも話が違うとクレームを言われてしまいます。
もちろん、その仲介業者に謝罪もしなければなりませんし、仲介業者は見学者にも謝罪しなければなりません。
業者間の信頼関係にもヒビがはいります。
さらに、物件を所有するエリアの不動産業者間で、「あの大家、ころころ言うこと変わるから相手にしないほうがいいよ」という情報が出回ってしまいます。
地場の不動産業者はあなたが思っている以上、繋がっているんですよね。
よって嫌われ、相手にされない大家さん認定です。
このような理由から、家賃を下げるか検討している場合は、思い付きではなくしっかりと検討し結論を出すようにしてくださいね。
■ワースト4位
【でしゃばり】
内見に立ち会っちゃう大家さん。
「そんな人いるの?」って声が聞こえてきそうですが、結構いるんですよね・・
その大家さんって自分ではすごくいいことをしていると思っているんですけど、不動産業者の内心は「メチャクチャ仕事がしづらい・・」
不動産業者からしたら、大家さんはお客さまですので、その場では「わざわざ来てくれてありがとうございます!」
などと言うかもしれませんが、これは本音ではありません。
仲介業者は大家さんと入居者の仲介に入り、手数料(広告費)をいただくプロの業者です。
営業マンも自身の営業スタイルがあるため、モチベーション維持の為にも信用して任せることにしましょう。
■ワースト3位
【信用してくれない】
不動産業者を信用していない大家さんに多いのが、「現地にキーボックスの設置」をしてくれないことがあります。
現地にキーボックスの設置も許さない家主もいるということです。
このような大家さんは、「なんかあったらどうするんだ!」と心配の気持ちもあることは分かります。
しかし、現地にキーボックスを設置し、不動産業者を信用し任せることで、不動産業者は現地の写真撮影にも自らすすんで行ってくれますし、天気の良い日などの写真の撮り直しなども行ってくれます。
キーボックスの設置が原因でのトラブルも聞いたことがありません。
不動産業者からすると、現地にキーボックスの設置を許可してもらうことで、「信用されている!」と感じ客付けにも精がでますよね。
逆に、キーボックスの設置を拒否されると、「信用してくれていないんだな・・」という気持ちになり、全力で仕事をする気がなくなってしまいます。
また、現地にキーボックスがないと、突然の案内が出来ないのも大家さんからしたら、「見込み客」を逃してしまっているためデメリットになりますよね。
これは事例なのですが、客付け業者があなたの物件の近隣物件を案内後、あなたの物件を紹介してくれ入居が決まってしまうこともあります。
この時キーボックスが設置されていなかったら、案内ができません。
このように不動産業者を信用しない大家さんは、何事も後回しにされ干される結果になってしまうのです。
■ワースト2位
【レスポンスが遅い】
返事が遅い大家さんが悪いと言っている訳ではありません。
本業が忙しい大家さんがたくさんいるので致し方ないことです。
これが悪い訳ではなくて、レスポンスが遅くなってしまう環境に入る場合、「なぜ任せないのか?」ということです。
例えばなのですが、
「僕は勤務中、あまり電話出られないから、1万円の修理や修理までなら僕の承認なしでやってOKだよ!」
「家賃の2000円までの値引きなら許可しないでOKだよ!」
などの権限を不動産業者にあたえることで、業者は仕事の効率がアップします。
あなた自身も、電話対応などの手間を省けることになります。
これらの金額や内容はあなた自身が決めればよいだけです。
家族を窓口にする方法ももちろんOKですね。
また、不動産業者はこのようにレスポンスが遅い家主を後回しにします。
業者からすると、契約をしないと売り上げの確保ができないため当然のことなのです。
結果、レスポンスのいい大家さんが優先になり、レスポンスが遅い大家さんは後回しになってしまうのです。
■ワースト1位
【せこい】
ここでいう、せこいとは空室が出た場合、電気も水道も引かない、手を加えるべき箇所のリフォームもしない家主です。
これは、不動産業者からすると、致命的なんですよね・・
案内時に電気が開通されていないと夕方などの薄暗い時間帯に案内ができません。
案内したとしても、見学者は明るいお部屋を見ない事には結論をだせません。
水道を開通していないと、室内に下水の臭いが充満します。
また、リフォームやハウスクリーニングを、「入居が決まってからやるから!」は論外です。
ネットにも掲載してもらえませんよ。
業者側からすると広告枠があるわけですから、リフォーム済みやハウスクリーニング済みの物件ではないと、契約率が下がり、枠の無駄遣いになりますからね。
ネット社会の現代、ネットに乗っていないのは致命的です。
手数料商売の不動産業者は売り上げに繋がらない「決まるわけがない」物件は相手にしません。
このように、せこい大家さんに限ってあれこれ注文が多いんですよね。
よって嫌われ大家さん、後回し大家さんに認定です。
■最後に
この記事は、私の経験から不動産業者から嫌われる大家さんをまとめてみました。
あなたは当てはまることはありましたか?
ご存知かと思いますが、日本は人口減少の影響で賃貸アパートなどの空室が増加しています。とくに築古アパートを所有する大家さんは、空室に悩まされる時代に突入しているのです。
そのためには、ビジネスパートナーである不動産業者とは、いいお付き合いをし、最適な提案をしてもらわないと生き残れないと言っても過言ではありません。
今一度、「嫌われていないかなぁ・・」と当てはまっているか確認してみてくださいね!
本日はここまで!
それではまた!