千葉県で強盗が多発!?事前に出来る対策とは?【ガラス・窓・シャッター】
2024/10/172024/10/17
船橋市で高齢者宅を狙った強盗が発生
2024年10/9日午前に、JR津田沼駅から北西に約1.6キロ離れた住宅地で強盗が発生したことは、千葉県民や船橋市民はご存知の事だと思います。
具体的にどの地域か調べてみたところ、船橋市飯山満(はざま)の戸建て住宅のようです。
こちら飯山満に住む高齢の夫婦が強盗にあったと親族から通報があり、現場の状況などからここ数日のうちに2人組が押し入り妻に怪我をさせたうえで現金を奪って逃走したとみられ、警察は強盗傷害事件として逃げた2人の行方を捜査しています。(10/17日現在)
「強盗と鉢合わせしたようだ」とこの家に住む高齢夫婦の娘から警察に通報があり、警察によると住宅の鍵が壊されていて夫婦の話や現場の状況から2人組の男がここ数日に押し入ったとされています。
夫婦は「現金900万円を奪われた」と説明しており、このうち70代の妻は胸などを強く打ち骨折してしまったようです。
調べによると2人組みは黒い目出し帽をかぶっていて、上下黒っぽい服を着ていたということです。
警察は押し入った2人組みが怪我をさせて現金を奪いそのまま逃走したとみて、被害の確認を進めるとともに強盗傷害事件として行方を捜査しています。
この事件とは別に首都圏ではSNSで集められた「闇バイト」を実行役にした強盗傷害事件などが相次いでいて警察は今年8月以降に、東京・埼玉・千葉・神奈川の1都3県で発生した少なくとも7件の事件に関連を捜査しています。
強盗から自身の身を守るための、防犯対策とは?
このように押し入り強盗が多発しているため、当店にたくさんの方からご相談がきます。
ここで効果的な防犯対策をご紹介します。
窓を防犯ガラスに交換する
対策1
全国で多発している強盗の手段として、1階のガラスを割り侵入してくるケースがほとんどです。
そのため、通常のガラスだとハンマーなどで叩くと すぐに割れてしまうため、防犯ガラスに交換するケースが増えています。万が一ガラスを叩かれても、音で気が付きその際に110番通報できる時間を稼げます。
シャッターを取り付ける
対策2
個人的に一番おすすめなのが、シャッターの取付です。室内の目視ができないだけではなくガラスを割る事ができず、侵入自体を防止します。防犯ガラス同様、シャッターを叩かれたりしても物音で気が付くため警察に通報する時間が稼げます。
ホームセキュリティーに加入する
対策3
セキュリティー会社に加入する事で、異変があった場合警備員が駆け付けてくれます。警備員が駆け付けてくれることはメリットですが、エリアにより時間がかかってしまう場合があることがデメリットになります。
初期費用や月額制にしている企業がほとんどのため、コスト面でも負担になってしまうこともあります。
1人暮らしの高齢者のプチ対策として、
・若者向けの自転車を目視できる箇所に置いておく
・成人男性向けの靴を干しておく
などの対策も有効的と言われています。
強盗に狙われやすい家とは
犯人はお金の有無より重視することとは?
それでは、どのような家が強盗に狙われやすくなっているのでしょうか?
私なりに調べてみましたので参考にしてください。
強盗や空き巣などの犯人は、お金がありそうな家よりも「捕まりにくい家が狙われる」とされています。
強盗犯からすれば、侵入した家にたくさんのお金があれば申し分ないですが、どれだけお金があっても捕まっては元も子もありません。
特に犯人が気にするのが、周囲の目です。こちらの画像を確認してください。
実際に侵入強盗犯を対象とした調査では、犯行をあきらめた理由の約6割が「声をかけられたから」と答えています。
つまり、近隣住民同士が顔なじみで、近所付き合いが活発なエリアは、強盗犯にとって犯行を行いづらい地域といえるわけです。
また、犯人の侵入経路は、鍵がかかっていない無施錠以外だと、ガラスをハンマーなどで割って窓から侵入するケースが最も多くなっています。そのため、窓のクレセント錠の位置が空けやすい位置にあり、見えにくい死角になっている家は犯人にとっては最高のターゲットになってしまうのです。
犯人にとってもっとも避けたいのは、住居の侵入を近隣住民に発見され、警察に通報されることです。
実際、約7割の犯人が5分以内に侵入できなければ、犯行をあきらめるというデータがあります。
防犯ガラスに交換したり、シャッターを取り付けることで住宅侵入までゆうに侵入まで5分以上かかるため、有効な強盗対策といえるでしょう。
さらに侵入されやすいとされる家の特徴をお伝えします・
・庭木などの死角になるものがある
・侵入するための足場代わりになるものがある
・窓のクレセント錠の位置が空けやすい箇所にある
・犬がいない
・人気のない住宅街
・通行人や立ち話などをしている人が少ないエリア
強盗犯がターゲットにするのはどんな所?
強盗犯が好む住宅の条件
強盗は、暴力や脅迫を用いて他人の財産を強奪する犯罪行為です。こうした強盗犯はターゲットとなる場所を選ぶ際は、空き巣と同様に、逃げやすく捕まりにくい場所であるかどうかが重要な要素となっています。
また、強盗犯がターゲットを決める要因としては、防犯システムが十分ではない住宅の前や、近隣に車を止めやすい、身を隠せる場所がある、逃走を困難にするような交通量の多い交差点や踏切がない、警察署からのアクセスが悪いといったことがあげられ、このような条件が揃っている住宅が狙われやすいと言われています。
近年発生している、高齢者宅を狙う強盗は素人による犯行がほとんどで、その後に検挙されています。
しかし、素人なのが非常にやっかいで、段取りが悪く命を奪われる強盗事件も多数発生しています。
あなた自身の身は自身で守らなけらばならない時代に突入しています
大変に残念ですが、治安の良い国と言われた日本はすでに過去の話です。
物価の高騰、賃金の低下、SNSの普及などの原因により、様々な犯罪が日常的に発生しており、自身の身は自身で守らなけらばならない時代に投入しています。全国で多発している強盗事件には、命を落とした被害者の方もいらっしゃいます。「うちは大丈夫!」という時代ではなくなっており、他人ごとではないのです。