大家さんは確認。これに当てはまったら要注意!?長期空室になるのはこんな物件です・・
2024/03/312024/04/02
これに当てはまったら要注意!?長期空室になるのはこんな物件です・・
本日は、「長期空室に当てはまる物件」をテーマに記事を投稿いたします。
空室で悩んでいるアパート・マンションの大家さんは参考にしてください。
それではどうぞ。
世の中には賃貸物件が山ほどあります。
あなたの所有物件の近所にも、必ずといって良いほどライバルの賃貸アパートが建っていることでしょう。
そのエリアでも、「決まる物件」と「決まらない物件」があります。
それこそ、入居が決まらず空室状態が半年~1年ほど続いてしまう物件はザラにあるのです。
この、「決まる物件」と「決まらない物件」には明確な違いがあることをご存知でしょうか?
■不動産業者がよくない
まず、最初に「仲介業者の客付け力には雲泥の差がある」ことを覚えておいてください。
賃貸の客付け業者はたくさん存在しますが、業者ごとにレスポンスやフットワークにかなりの差があります。
レスポンスが早くフットワークが軽い業者は問題ありませんが、そうではない業者にあたってしますと、「なにもしていないんじゃないのか・・?」
というくらい、動きが悪いことがあったりします。
あたり前なのですが、このように動きの悪い業者に依頼していると、空室期間が長期化してしまいます。
一般媒介契約の場合は、複数の業者に依頼することで空室リスクを回避できます。
専任契約の場合、了承をいただくことで、他の客付け業者にも依頼することが可能です。
客付け力が強い業者は「本当に決まりやすい!」です。
それこそ客付け力にかなりの差があり雲泥の違いです。
空室が続く場合は、「業者の見直し」を検討することを強くオススメいたします。
■物件の写真がイケてない
空室に悩む大家さんは、「搭載写真がイケてない」場合がほとんどです。
そのため以下のことを確認、実行してみてください。
ネット経由での問い合わせがほとんどのため、
・イケてない写真はクリックさえされない
・物件写真を業者任せにしている場合は要注意
・写真がイケてなければ、自身で撮って差し替える
現代はネット(スマホ)でお部屋を探している人がほとんどです。
その中でなにが重要になってくるのかというと、写真の撮影です。
自身が物件を探す立場になるとわかると思いますが、イケてない物件はクリックする気になりません。
しっかりとしたいい物件写真を撮って、搭載しないとたくさんある賃貸物件なかからあなたの物件が選ばれることはないわけです。
管理会社などに写真撮影を任せている大家さんも多いと思いますが、私個人的には、やめたほうがよいと思っています。
もちろん、イケてる写真を撮ってくれる業者さんもいますが、結構ひどいケースもあったりします。
任せっぱなしにしてしまうと、イケていない写真を永遠に載せ続けることになります。
広告費用の無駄にもつながりますね。
ちょこちょこ写真を確認し、イケてる写真に撮影し差し替えてもらうようにしましょう。
■そもそも物件が良くない
複数の業者に客付け依頼をした!
写真もイケてる!
なのに決まらない・・
このような場合は、「そもそも物件がよくない」ことが考えられます。
例えば、
・地方(車社会)で駐車場がない
・汲み取り(ぼっとん便所)
・供給過剰の1Rアパート
などが原因のが考えられます。
このように、物件がよくない・魅力がないと、客付け業者のモチベーションも低く、余計決まらなくなってしまうのです。
何度も案内をして決まらないと、「業者側から干されてしまう」ということです。
一発で決まる可能性高い近隣に他のよい物件があれば、手数料商売の不動産業者が優先するのは当然のことです。
自分の物件はなにがよくないのか?
を、
「住む人の立場」になって一度見直してみてください。
■物件を清潔に保つことは超重要
当たり前のなのですが、
・入居が決まってからリフォームは論外
・ファミリー物件の決定権は奥さん
・小まめなメンテスが超重要
・害虫の死骸・雑草、枝を放置・畳のカビ
・2~3週間のメンテナンス・空気の入れ替え
たまに入居が決まってから、リフォーム・リノベーションをする予定の大家さんがいますが、これは論外です。
清潔になっていない状態のお部屋を見学に来ても、「住みたい!」
と思ってもらうことは至難の業です。
また、ファミリー物件の場合、入居の決定権は女性にあり、清潔好きの人がほとんどです。
賃貸募集したら、業者にまかせっきりの大家さんも多いのですが、仲介業者さんは案内が仕事で、清掃までしてくれません。
とくに、温かくなってくる時期は、害虫が発生したり、草木が伸び切ってしまい悪印象になるので注意が必要です。
当然ですが、汚い物件には住みたくはありませんよね。
なのに、放置してしまっている大家さんが非常に多いのが現状です。
■最後に
ここまで読んでいただきありがとうござまいます。
この記事は、基本的なことなのですが実行していない大家さんが多いため、空室対策の一つとしてご紹介いたしました。
私は空室対策のリノベーションを東京23区、千葉県をメインにサービス展開しているのですが、客付けがなかなかできない大家さんの特徴として、「責任をおしつけ、管理会社や仲介業者のせいにしている」人が非常に多いです。
もし、管理会社や客付け業者に問題があれば、切り替える権利が大家さんにはあります。
専任契約の場合は許可をいただくことで、他の業者にも客付け依頼する事もできます。
賃貸経営を遊びでやっている人はいないと思います。
立派なビジネスであり、経営者です。
人口減少の現代、真剣に賃貸経営を考えなければ近隣ライバルに差をつけられてしまうことでしょう。
この記事があなたの参考になりまたらうれしいです。
それではまた!